ThinkPadは、レノボ社が販売するハイエンドのノートパソコンです。
剛性の高いスタイリッシュなボディ、使い勝手の良いキーボード、生体認証を用いたセキュリティなど、ワンランク上の機能を備えた人気モデルです。
Eシリーズは、ビジネス用途に必要十分なスペックを備えつつ、価格は低めというコストパフォーマンスに優れたモデルになっています。
コスパの良いパソコン、打ちやすくて使い勝手の良いパソコンをお探しの方に、特にお勧めします!
Eシリーズの特長
Eシリーズは、ThinkPadの中でエントリーモデルの位置づけです。以下のような特長があります。
- エントリーモデルで低価格
- コストパフォーマンスに優れる
- AMD Ryzen 7000とIntel Coreの2種類
- 14インチと16インチの2種類
- 種類豊富な直販モデル
コストパフォーマンスに優れる
Eシリーズの現行ラインアップは以下のとおりです(2024年4月3日現在)。
Eシリーズ | 販売価格 |
ThinkPad E16 Gen 2 (Intel Core Ultra) | 193,600円~ |
ThinkPad E14 Gen 6(Intel Core Ultra) | 191,400円~ |
ThinkPad E16 Gen 1 AMD | 87,890円~ |
ThinkPad E14 Gen 5 AMD | 85,690円~ |
ThinkPad E16 (第13世代Intel Core) | 103,840円~ |
ThinkPad E14 Gen 5 (第13世代Intel Core) | 98,890円~ |
ThinkPad E15 Gen 4 (第12世代Intel Core) | 117,700円~ |
特にコストパフォーマンスが高いのは、太字の4モデルです。
いずれも高精細なIPS液晶(1920×1200)、内蔵カメラ、指紋センサー、高速デバイス(16GB DDR4、512GB SSD M.2)が搭載され、必要十分なスペックとなっています。
16インチと14インチから選べる
Eシリーズは、「E16」(16インチ)と「E14」(14インチ)の2サイズが用意されています。
ほとんど価格差がないため、人気が高いのは「E16」(16インチ)。
複数ウインドウでの資料作成、表計算でのテンキー利用、大画面での映画鑑賞など、守備範囲が広く、使い勝手に優れます。
残念なのは1.75kg~と重いこと。自宅据置きがベストです。
頻繁に持ち運ぶ人には、「E14」(14インチ)が候補になります。約1.4kgと軽量で、サイズも二回りほど小さくなります。
直販モデルの選び方
Eシリーズは、自分でカスタマイズしなくても済むように、あらかじめ豊富なモデルが用意されています。
モデルを選択する基準
以下のような細かな点が異なるため、選ぶ際には注意してください。
- Windows 11 の選択(Pro/Home)
- プロセッサーの選択(AMD/Intel)
- メモリーの容量(8GB/16GB/32GB)
- SSDの容量(256GB/512GB/1TB)
- ディスプレイの解像度(WUXGA/2.2K)
- 内蔵カメラの種類(HD/FHD/IR)
- Microsoft Officeの有無
- バッテリー駆動時間
Web閲覧、文書作成、オンライン会議、YouTubeの視聴など、一般的用途の場合の選択基準です。
- Windows 11は、会社なら「Pro」、個人なら「Home」
- オフィスソフト利用なら「Intel」、コスパなら「AMD」
- メモリー容量は16GB
- SSDは512GB
- 解像度はWUXGA(1920×1200)で事足りる
- 鮮明な画像にはFHD(フルハイビジョン)
- Microsoft Office以外の選択肢もある
- 長時間駆動ならAMDモデル
スペックや選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。
モデルを選択する際の注意点
Eシリーズの魅力は、優れたコストパフォーマンスにありますが、高スペックなモデルを選んでしまうと、そのメリットが感じられなくなります。
具体的には、以下のようなケースです。
- 「超」高解像度ディスプレイ搭載モデル
16型WQXGA(2560×1600)、14型2.2K(2240×1400) - Intel Core i7 搭載モデル
- SSD 1TBモデル
- Microsoft Office付きモデル
- 最新CPU搭載モデル(Intel Core Ultraシリーズ)
価格が大きく変わってくるため、本当に必要かどうか、購入前によく検討する必要があります。
カスタマイズの場合も、注意してください。
Eシリーズの基本スペック
記事中で紹介した、「E14」「E16」(AMD Ryzen・Intel Core i)の基本スペックです。
簡単な抜粋のため、詳細はレノボ社ホームページでご確認お願いします。
OS | Windows11 Pro/Home |
プロセッサー | AMD Ryzenシリーズ Intel Core iシリーズ(第13世代) |
メモリー | オンボード: 8GB スロット: 8GB/16GB 最大24GB(DDR4) |
メモリースロット | 1スロット |
光学ドライブ | なし |
ストレージ | 256GB/512GB/1TB SSD |
ビデオチップ | CPU内蔵 |
ディスプレイ | WUXGA IPS液晶 (1920 x 1200) 、他 |
内蔵カメラ | 1080p FHDカメラ 、他 |
インタフェース | USB Type-C×2 USB Type-A×2 HDMI マイクジャック RJ-45(有線LAN) |
その他 | ワイヤレスLAN(Wi-Fi)、Bluetooth、指紋センサーなど |
最後に、ThinkPad最大の魅力である「キーボード」について解説しておきます!
最大の魅力はキーボード
ThinkPadの最大の魅力はキーボードにあります。
ThinkPadは、キーの形状、キーピッチ、レイアウト、ストロークなど、すべて考え抜かれて設計されています。抜群に打ちやすく、長時間の作業でもストレスを感じません。キー入力のわずらわしさから解放されるため、仕事に集中することができます。
仕事の効率を上げるのもそうですが、パソコンに触る楽しさも全然違ってきます。かなり大切な要素です。
コメント